コインパーキング機械の工事、修理

コインパーキングのロックレス化

こんにちは。

ロックレスの駐車場が登場して、
もう6、7年くらいでしょうか
徐々に増えていて、一度くらい利用した方も増えてきたでしょう。

今回、


ロック板とロックレスとの比較を業者視点で行いたいと思います。

先に申し上げておきますが、私は正直どちらでも良いと考えています。

当たり前ですが、メーカーHPには基本良い点のみ書かれています、、、
実際はデメリットもまぁまぁ多いのになと思い見ています。

メリット

・車の入出庫しやすさ
※個人的にはこれが一番のメリットだと思います。
・ロック板がないことでロック板関連のトラブル、メンテナンスの減少
もし故障しても緊急対応を待たずに出庫可能。

デメリット

・月々の保守料が高い!!

ロックレスのシステムがメーカーに依存しているため
保守が切り替え困難である。
※私が最近聞いた現場ではロック板の現場の倍額払っておりました。
そのあと交渉されたそうです。

私として導入するとすれば、
採算度外視で商業施設に付帯する駐車場に設置する場合に
検討に上がるでしょう。(使うとは言っていないwww)

さらに言えば今の価格帯では検討の余地はありませんが初期コスト・ランニングコストが下がってくれば一般コインパーキングでも導入すると思います。

最後に


メーカーHPに記載事項の内都合よく書いてある部分を暴いていきたいと思います。

1、ロック板のメンテナンスが必要ない
如何にもトラブルが減るように見えませんか?
まず、ロック板の機構をザックリすると

車を止める


センサー

コントローラー

精算機

コントローラー

ロック板が動く(ロックレスでなくなるのはココだけ)


と動いていきます。
ロックレスになってもセンサーやコントローラーは
変わらず存在しますし、ロック板関連トラブルの内
コントローラーやセンサーの故障が半分以上を占めています。
つまり、ロック板自体のメンテナンスはなくなりますが、その他の部分は変わらず必要であり、保守契約が必要なくなるわけではありません。

2、不正駐車の検知・記録
知り合いの社長さんがワザと自分の車で不正出庫してみたが、、、報告はなかったそうです。
いくら検知・記録していても意味ないですよね。

3、機器のトラブル時の緊急対応必要なし
必要に決まってるだろ!
精算機関連はどちらにしても必要だし、それ以外でも現場確認で現場対応は必要です。

もし営業が上記のような売り文句を言ってきたら、
「じゃあ、保守料が安くなるんだね」と
言ってやってください。


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